2012年 07月 08日
プチママ体験の途中経過☆ |
夫の実家でお義母さんの不在中、家のことを任されて早1週間。とはいっても週に1,2度は早朝に戻ってきてくれる。(でもその日も日中は仕事場に出かけて、次の日の早朝にはまた海にある彼女のお店へ行ってしまうからあっという間だけど><。)
私も今はちょうど仕事があるから、洗濯、掃除(ここでは掃除機ではなくてほうきとモップの軽いエクササイズ!)はできる範囲で。
パオロと二人きりの生活とはやっぱり違って、特にご飯は失敗したらどうしようと怖くてなかなか挑戦できないから、少ないレパートリーから絞り出しながら、とりあえず一週間分の献立を作成。炊き込みや魚料理はあまり好きでないみたいだし、基本私に馴染みのある和食はまだ挑戦できない・・・。「食事、お義父さんに別に気を使わなくてもいいんだよー」って夫は言うけど、でもねえ!!!!そんなわけいかないでしょう!
献立というと恥ずかしいものですが、夕食の支度時になって何にしよう・・・と考えるのが嫌なのでメモ代わりに。平日はお義父さんにはお弁当を作るから、実際ちゃんと作るのは夕食だけなのに(私と夫のランチは軽く適当にすませちゃう)このあっぱってる感!笑; 情けないなあ〜><。 世の中のお母さん本当に尊敬するわー!!!(ちなみに"あっぱる"って鹿児島弁なのかな?キャパオーバーでバタバタしてるって時に使うよ〜)
昨日はクッキー焼いてみた☆さくさく&ふんわりでカントリーマウムの食感に少し近いかも。だんだんと減っていくのが嬉しい^^
料理の写真はないけど、気をつけているのが野菜をたくさん取り入れるということ。でも、夫もお義父さんも、あまり好んでは野菜を食べたがらない。だから、明らかにサラダ!っていうのを別皿で自由に取るように用意しても、結局ぱくぱくつまんでるのは私だけ。お義母さんがいると、私たち女チームがどんどん消費するんだけど、今回の私のテーマは男チームに野菜をたくさん食べてもらうというもの。
お義父さんは自分のお皿に継がれたものは基本残さない。量が多いときに多い、って残す。
残すのはパオロ!
状況に応じて献立を変化させながら作った料理の中で成功したなーと思ったことをいくつかメモ代わりに記録しておきます。
1. なす
オリーブオイルでにんにくや唐辛子と炒めてマリネして冷やすと、とってもシンプルで美味しい一皿に。でもそのままテーブルに出しても二人とも食べて一口っていう具合だったので、翌々日に、生ハムとにんにく、生のトマトをオリーブオイルで炒めて、そこに2種類の瓶のトマトソースを加えて一緒に煮込んでパスタのソースに。ショートパスタと合わせてパルメジャーノチーズをかけて出したらあっという間に完食してくれました♪
2. 生野菜と茹で野菜
サラダだとどうしても魅力が感じないようなので(これでもドレッシングを色々手作りしたり工夫してるんだけど・・・泣)、これまたショートパスタと合わせてサラダパスタに。パスタを茹でる際にたっぷりのカリフラワーとグリーンピースも時間差で投入させて、気持ち少し長めに茹でたら流水でよく熱をとって、冷蔵庫へ。南イタリアのあっつーーい熱気で食欲もダウンだけど、冷たいパスタならさっぱりでしょ。私はオリーブオイルとオレガノ、塩こしょうで十分だけど、ここはマヨネーズもプラスしました。一緒に生のマッシュルームを薄切りにしたものとミニトマト、ゆで卵も刻んでくわえたら、一皿で結構バランスの良いパスタ(?サラダ)になりました。あ、野菜だけじゃ何なので、モルタデッラという種類のハムも刻んでいれました。これは普通のハムよりも塩気がきいているから全体に振る塩は少し控えめに。
3. チコリー
チコリーって、この季節になるとどーんと山のようにつまれてメルカート(市場)でも、八百屋さんでもスーパーでも目にするここプーリアではお馴染みの野菜。茹でて灰汁をとっても茎がほんわか苦くて、それがたまらなく癖になるんだけど、男性チームは好きじゃない。でも家にたくさんあったので、どうにかして食べてもらおうと、豚のスペアリブの煮込み(醤油を使って日本風に)の付け合わせにすることに。煮込みの方は沖縄のラフテーのようにこってりめに仕上げて、白ごはんと合わせてその横に、さりげなくチコリーを添えました。笑 チコリーは一度茹でて、オリーブオイルとにんにく、トマトで炒めてトマトの酸味であまり苦みが目立たないように。これはお義母さんに教わった調理。
ちなみに、あまりこてこて料理で胃がもたれると嫌なので、スペアリブは2度熱湯で湯通しして油をとり、さらに前日に作っておき冷蔵庫で一晩寝かせることで、翌日には油が固まって表面に浮いてくるからこれも丁寧に取って、できるだけ油を摂取しないようにしました。
チコリーは茹でるとびっくりするくらいかさが減るからおかげで冷蔵庫もスッキリ!
私にとって大変なことは、家が田舎にあり、徒歩で買い物に行けないということ。そしてパン屋さんにも><(私はまだイタリアでは車は運転できないので。。。)
だから、夜遅くまで仕事やらで起きている夫には申し訳ないけど、朝7時前には起こしてできたてのパンを買ってきてもらう。それで朝食とお義父さんのランチを準備するという流れ。
毎日パン屋さんで焼きたてのパンを買うなんて、日本ではなんて贅沢な!って思うけどここではとても安いんです。大体6個のパンもしくは中くらいのバゲットを2つ買っても2ユーロ(200円くらい)前後!でもパンは、日本のパン屋さんにあるウィンナーやツナの入った調理パンではなく、小麦粉と水、イーストの本当にシンプルなパン。大体使う粉の種類やかたさで数種類あるけど、買う時は、「柔らかいの2つと硬めの2つ」とか、「(種類は指定せずに)一番焼きたてのやつ」とか言ってる。これに朝食はジャムや蜂蜜付けたりハムを挟んだりしてシンプルに頂きます。
日本の食パンが懐かしいって言う人もいるけど、私は断然パンはイタリアのが好き。でもどこでも美味しいというわけではなく、もちろん好きなパン屋さんのものだけど。
長くなったので、今日はここまでにします。夫の実家のシンプルな毎日。好きだなー♪そしてご飯を食べてくれる人がいるって嬉しいことですね。
by cipolline
| 2012-07-08 06:43
| 日々のことーイタリア
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Comments(2)
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lacasamia3 at 2012-07-09 23:46
うわ~、いきなりプーリアでマンマ体験!大変そうだけど、息抜きしながら頑張ってね。そちらは凄く暑いようですね。体に気をつけてヴァカンス楽しんでください~。
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cipolline at 2012-07-12 15:54
lacasamia3さん、コメントありがとうございます^^とっても嬉しいです。
本当に!暑さが半端ないです。初めは日中の人通りのなさにびっくりしましたが、今では納得です。もうすぐ両親もやってくるので楽しみにみんなで準備しています^^
本当に!暑さが半端ないです。初めは日中の人通りのなさにびっくりしましたが、今では納得です。もうすぐ両親もやってくるので楽しみにみんなで準備しています^^