2012年 12月 28日
面白い言語環境 |
夫の実家は私にとって驚き&羨ましい言語環境です。
夫はバイリンガルなのですが、夫のお母さんは日本人なので、それでは日本語とイタリア語のバイリンガルなのだろうと思いきや、夫の母国語は英語とイタリア語です。夫は20代後半から約10年ほど日本で生活していたのですが、日本語は生活の中で自力で身につけたようです。
夫を見ていてすごいな、というか羨ましく思うのは英語とイタリア語において会話はもちろん読み書きも平等にしていること。例えばニュース記事(インターネット)はイタリアのサイトと英語のサイトをブックマークしていて両方を読むのを日課としていたり、小説も両方持っていたり。
面白いのは夫の実家の言語環境。国際結婚をされている人の話を見たり聞いたりすると両親とはそれぞれの言語で話す子供も多いようですが、夫の場合はごちゃごちゃ。両親と一緒のときはもちろんですが、夫が義母、義父のそれぞれと話すときに英語で話していたかと思うと気がついたらイタリア語になっていることなんてしばしば!どこで切り替わるのだろう、とよく観察していたら、例えば英語で話していて「今日は何時にフラントイオ(搾油所)に行くんだっけ?」のように会話の中でイタリア語の単語が入るとたちまちイタリア語に切り替わったり、「◯◯さんが"〜(イタリア語)"って言ってたよ」と、そのままイタリア語へなったり。それでもそれぞれの言語の文法はきちんと使っているから、ただただ感心してしまいます。相づちや擬音語などもそれぞれの言語で使い分けています。あ、でも兄弟での会話はほぼイタリア語かな。
とっさに出ることば「危ない!」とか「熱い!」とかも時に英語、時にイタリア語とまちまち。
ちなみに夫の実家で流れているテレビは、ニュースはほとんどアメリカのニュースやNHKの国際ニュースなので英語。義両親は映画や海外ドラマも好きなのでそれらも英語でみることが多いけれど、サッカーや国内ニュースはイタリア語、とこちらも色々。
そうそう、それから私にはまだ(というかずっと?)分からない感覚だけど、夫の家族は切り替えのスイッチがとっても柔軟です。人を見てすぐに切り替えますし、言葉だけでなくジョークの内容も変わっているようなのです。
そんな夫、私が「イタリア語で話して!」といっているにも関わらず私の顔を見てとっさに日本語モードになるのか、日本語で話してしまうのです。私との会話は長いこと日本語だったしわざとでないのは分かるんです。だからその度に「nonononono parla italiano per favore」っていうと眉にしわを寄せられることもあります(笑)。その後切り替えてくれるけど、私がイタリア語で理解できないと、「ほら、だから日本語がよかったんだよーーー」なんて言われます(汗;;)でも、早くイタリア語を上達して"yuko=イタリア語"のスイッチになってほしいな〜って思っています。
言語だけでなく、アメリカ、イギリス、イタリア、日本で生活していた夫の家族(義父は日本語はほぼ話せません)、生活習慣も感覚も色々な面で国際的で、なんというか枠にとらわれていないというか視野が広いというか、自分の価値観に正直というか、そんな感じです。
夫の実家に来るとみんないつも大声で笑っていて自分の悩みってちっぽけだなーと思うし、もっともっといろんな経験をしないとなって思うんです。そして何より人生楽しもう!ってとても前向きな気持ちになります。
ここにくるだけでイタリア家庭というよりも国際交流ができる気がして面白い!しかも住んでいるのはこてっこての南イタリアの田舎だから南イタリアの文化も体験できるし!!
****
さてさてあっという間にクリスマスも終わってしまいました!といっても夫の家族はイベント事はあまり祝わないのでツリーもプレゼントもなし!それでもクリスマスには義母お手製の羊料理を食べました♪
義両親と夫と私の4人でご飯を食べてオリーブの収穫をしてテレビをみて、平和なひとときです。
それでも夫とはプレゼント交換をしたいなーなんて思っていたけれど、今年は我慢!
というのも、義父が今年で定年を迎えたので私たち夫婦からプレゼントをしようと計画していたから。(これも夫がお仕事を頑張ってくれているからできたこと!ありがとう♪)
テレビを買い替えようとしているというのを聞いていたので、サプライズでイブの日にプレゼントしました!42インチ、大きい〜。
「No0000!!!セールを待って買おうと思っていたのに」
と、言いながらもとても嬉しそうで、義両親が喜んでくれたのが私たちにとっては何よりものプレゼントでした。やったね!!!素敵なプレゼントができました。これからもどうぞよろしくお願いします!いつまでも元気でいてね。
そしてきのうは私がお昼を担当。義母&夫のリクエストで餃子を作りました。パスタマシンでやってみたら皮が均等にのびていい感じでした♪
明日は朝一で今日収穫したオリーブをフラントイオに持っていきます!
夫はバイリンガルなのですが、夫のお母さんは日本人なので、それでは日本語とイタリア語のバイリンガルなのだろうと思いきや、夫の母国語は英語とイタリア語です。夫は20代後半から約10年ほど日本で生活していたのですが、日本語は生活の中で自力で身につけたようです。
夫を見ていてすごいな、というか羨ましく思うのは英語とイタリア語において会話はもちろん読み書きも平等にしていること。例えばニュース記事(インターネット)はイタリアのサイトと英語のサイトをブックマークしていて両方を読むのを日課としていたり、小説も両方持っていたり。
面白いのは夫の実家の言語環境。国際結婚をされている人の話を見たり聞いたりすると両親とはそれぞれの言語で話す子供も多いようですが、夫の場合はごちゃごちゃ。両親と一緒のときはもちろんですが、夫が義母、義父のそれぞれと話すときに英語で話していたかと思うと気がついたらイタリア語になっていることなんてしばしば!どこで切り替わるのだろう、とよく観察していたら、例えば英語で話していて「今日は何時にフラントイオ(搾油所)に行くんだっけ?」のように会話の中でイタリア語の単語が入るとたちまちイタリア語に切り替わったり、「◯◯さんが"〜(イタリア語)"って言ってたよ」と、そのままイタリア語へなったり。それでもそれぞれの言語の文法はきちんと使っているから、ただただ感心してしまいます。相づちや擬音語などもそれぞれの言語で使い分けています。あ、でも兄弟での会話はほぼイタリア語かな。
とっさに出ることば「危ない!」とか「熱い!」とかも時に英語、時にイタリア語とまちまち。
ちなみに夫の実家で流れているテレビは、ニュースはほとんどアメリカのニュースやNHKの国際ニュースなので英語。義両親は映画や海外ドラマも好きなのでそれらも英語でみることが多いけれど、サッカーや国内ニュースはイタリア語、とこちらも色々。
そうそう、それから私にはまだ(というかずっと?)分からない感覚だけど、夫の家族は切り替えのスイッチがとっても柔軟です。人を見てすぐに切り替えますし、言葉だけでなくジョークの内容も変わっているようなのです。
そんな夫、私が「イタリア語で話して!」といっているにも関わらず私の顔を見てとっさに日本語モードになるのか、日本語で話してしまうのです。私との会話は長いこと日本語だったしわざとでないのは分かるんです。だからその度に「nonononono parla italiano per favore」っていうと眉にしわを寄せられることもあります(笑)。その後切り替えてくれるけど、私がイタリア語で理解できないと、「ほら、だから日本語がよかったんだよーーー」なんて言われます(汗;;)でも、早くイタリア語を上達して"yuko=イタリア語"のスイッチになってほしいな〜って思っています。
言語だけでなく、アメリカ、イギリス、イタリア、日本で生活していた夫の家族(義父は日本語はほぼ話せません)、生活習慣も感覚も色々な面で国際的で、なんというか枠にとらわれていないというか視野が広いというか、自分の価値観に正直というか、そんな感じです。
夫の実家に来るとみんないつも大声で笑っていて自分の悩みってちっぽけだなーと思うし、もっともっといろんな経験をしないとなって思うんです。そして何より人生楽しもう!ってとても前向きな気持ちになります。
ここにくるだけでイタリア家庭というよりも国際交流ができる気がして面白い!しかも住んでいるのはこてっこての南イタリアの田舎だから南イタリアの文化も体験できるし!!
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さてさてあっという間にクリスマスも終わってしまいました!といっても夫の家族はイベント事はあまり祝わないのでツリーもプレゼントもなし!それでもクリスマスには義母お手製の羊料理を食べました♪
義両親と夫と私の4人でご飯を食べてオリーブの収穫をしてテレビをみて、平和なひとときです。
それでも夫とはプレゼント交換をしたいなーなんて思っていたけれど、今年は我慢!
というのも、義父が今年で定年を迎えたので私たち夫婦からプレゼントをしようと計画していたから。(これも夫がお仕事を頑張ってくれているからできたこと!ありがとう♪)
テレビを買い替えようとしているというのを聞いていたので、サプライズでイブの日にプレゼントしました!42インチ、大きい〜。
「No0000!!!セールを待って買おうと思っていたのに」
と、言いながらもとても嬉しそうで、義両親が喜んでくれたのが私たちにとっては何よりものプレゼントでした。やったね!!!素敵なプレゼントができました。これからもどうぞよろしくお願いします!いつまでも元気でいてね。
そしてきのうは私がお昼を担当。義母&夫のリクエストで餃子を作りました。パスタマシンでやってみたら皮が均等にのびていい感じでした♪
明日は朝一で今日収穫したオリーブをフラントイオに持っていきます!
by cipolline
| 2012-12-28 07:14
| 日々のことーイタリア
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Comments(2)
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caianina at 2012-12-29 04:33
こんにちは。とっても素敵なご両親ですね。旦那様日本語で話したくなるのよく分かります。私も日本の時に何度も日本語で話してと夫から散々言われたのですが、イタリア語のほうのが早いのと、なんだか日本語を聞くのがおかしくて、ついついイタリア語で話していました。いけないですね・・・・。
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by
cipolline at 2012-12-29 19:06
caianinaさん☆
特に義母にはいつも刺激をもらっていて姑というよりも先輩として慕っているという方が近いような気がします。日本にいたときcaianinaさんの旦那様もそうだったのですね。夫は「自分の日本語がダメになる」と言いますが、今は私のイタリア語を優先に付き合ってもらっています。笑
特に義母にはいつも刺激をもらっていて姑というよりも先輩として慕っているという方が近いような気がします。日本にいたときcaianinaさんの旦那様もそうだったのですね。夫は「自分の日本語がダメになる」と言いますが、今は私のイタリア語を優先に付き合ってもらっています。笑