2013年 02月 16日
親の背中を見てたんだな・・・ |
学生の頃からか、朝ごはんを食べるとお腹の調子が悪くなる私の朝ご飯はいつも軽めです。
だから、日本人からしたら物足りないと感じることも多いイタリア式朝ご飯は、私にとってはちょうどよかったりします。
だけど・・・
祖母と生活している今、祖母にしっかり食べてもらいたいのでバランスよくご飯を用意して、私もちゃんと一緒に朝ご飯をとるようにしています。
今朝のメニューは白ごはん、納豆、ししゃも、里芋入りのお味噌汁。
しっかり朝ご飯を食べるのって、悪くないかも!(今さら・・・笑)
今日は、朝食の後一人で墓参りへ行くことに。よくよく思えば、お墓参りへは祖父母や両親と何度も行ったことがあるけれどこうして一人で行くのって初めてのことかも。
それでも、やっぱり小さいころから見ていたからか、自然と身体が動きました。
バケツに水を汲んで、
ほうきで掃いて、
ぞうきんで墓石を上から下まで奇麗にふいて、
花を一本一本水切りして枯れている花は取りながらまた花瓶にさして、
湯のみを洗ってお水をくんで、
お線香を焚いて・・・
子は親の背中を見て育つっていうけど、"わ、ちゃんと見てたんだな、私"ってちょっと嬉しく感じたり。^^ お花はどんなに頑張ってもあっちへ向いたりこっちへ向いたりめちゃくちゃになっちゃったけどね(笑)
終わった後には、氷のように冷たい水をずっと触っていたから手は真っ赤になったけれど、身体はぽかぽか。その足で、畑まで行って、このまえおばあちゃんが途中までしていた玉ねぎに肥料をやって、草取りをしてきました。
帰り着く頃にはじんわりと気持ちのいい汗をかいていて身も心もすっきり!祖母も「あんたが出来たのね!?」と驚いていたけど嬉しそうでした!
****
今、祖母と手をつないで外を歩いていると
「お孫さんが近くにいて幸せだね」
とか
「近くにいるのが一番の親孝行だよね」
とか言われることがよくあります。
そんなとき、申し訳なさと自分は親不孝なのかな、という自分を責める思いとで辛くて、もちろん相手は悪気がないのは分かっているのですがその人の顔を見ることができなくなります。
だけど、それでも選んだのは自分。
反対する両親や祖父母を涙しながらも説得したのだって自分。
それが覚悟ということ。
それが責任ということ。
結婚してイタリアへ住むということ。
それは、「ちょっと来てよ」と言われてもすぐに駆けつけることができなくて、とてももどかしいし悔しいし寂しいけれど、
その思いがあるからこそ、今私は全てのことを祖母や家族へ向けることができるし、こうして向ける相手がいるということの有り難さを感じることができるのだと思います。
***
おじいちゃんに何を持って行こう、と考えて考えて日本へ向かう乗り継ぎ地で買ったお猿さんのお人形(笑)
病院へ届けたら、目を細めて、両手でつかんで、そのままなんとキスをしました。
おじいちゃんがキスするのって、初めてみたんじゃないかな?嬉しかったな。
だから、日本人からしたら物足りないと感じることも多いイタリア式朝ご飯は、私にとってはちょうどよかったりします。
だけど・・・
祖母と生活している今、祖母にしっかり食べてもらいたいのでバランスよくご飯を用意して、私もちゃんと一緒に朝ご飯をとるようにしています。
今朝のメニューは白ごはん、納豆、ししゃも、里芋入りのお味噌汁。
しっかり朝ご飯を食べるのって、悪くないかも!(今さら・・・笑)
今日は、朝食の後一人で墓参りへ行くことに。よくよく思えば、お墓参りへは祖父母や両親と何度も行ったことがあるけれどこうして一人で行くのって初めてのことかも。
それでも、やっぱり小さいころから見ていたからか、自然と身体が動きました。
バケツに水を汲んで、
ほうきで掃いて、
ぞうきんで墓石を上から下まで奇麗にふいて、
花を一本一本水切りして枯れている花は取りながらまた花瓶にさして、
湯のみを洗ってお水をくんで、
お線香を焚いて・・・
子は親の背中を見て育つっていうけど、"わ、ちゃんと見てたんだな、私"ってちょっと嬉しく感じたり。^^ お花はどんなに頑張ってもあっちへ向いたりこっちへ向いたりめちゃくちゃになっちゃったけどね(笑)
終わった後には、氷のように冷たい水をずっと触っていたから手は真っ赤になったけれど、身体はぽかぽか。その足で、畑まで行って、このまえおばあちゃんが途中までしていた玉ねぎに肥料をやって、草取りをしてきました。
帰り着く頃にはじんわりと気持ちのいい汗をかいていて身も心もすっきり!祖母も「あんたが出来たのね!?」と驚いていたけど嬉しそうでした!
****
今、祖母と手をつないで外を歩いていると
「お孫さんが近くにいて幸せだね」
とか
「近くにいるのが一番の親孝行だよね」
とか言われることがよくあります。
そんなとき、申し訳なさと自分は親不孝なのかな、という自分を責める思いとで辛くて、もちろん相手は悪気がないのは分かっているのですがその人の顔を見ることができなくなります。
だけど、それでも選んだのは自分。
反対する両親や祖父母を涙しながらも説得したのだって自分。
それが覚悟ということ。
それが責任ということ。
結婚してイタリアへ住むということ。
それは、「ちょっと来てよ」と言われてもすぐに駆けつけることができなくて、とてももどかしいし悔しいし寂しいけれど、
その思いがあるからこそ、今私は全てのことを祖母や家族へ向けることができるし、こうして向ける相手がいるということの有り難さを感じることができるのだと思います。
***
おじいちゃんに何を持って行こう、と考えて考えて日本へ向かう乗り継ぎ地で買ったお猿さんのお人形(笑)
病院へ届けたら、目を細めて、両手でつかんで、そのままなんとキスをしました。
おじいちゃんがキスするのって、初めてみたんじゃないかな?嬉しかったな。
by cipolline
| 2013-02-16 22:24
| 日々のことー日本
|
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Comments(2)
cipollineちゃんが 頑張ってるのが伝わってくる~。毎日毎日を一生懸命全力で。今 考えたってしかたがないこともある、今できることをを一生懸命楽しめていれば大丈夫だよ!!家族にcipollineちゃんが成長してる姿いっぱい見せていっぱい絆を深めてきてね~。私も結婚する直前1ヶ月半 蒟蒻畑の仕事手伝って今でもみんなの思い出話だよ♪
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cipolline at 2013-02-17 12:22
ふーちゃん、久しぶり^^
ありがとう!!!ホントに今、一日がとっても早くて"テレビ見ながら一息"なんて暇はとてもじゃないけど取れないけれど、それでもこうして自分の役割があることは嬉しいことだね。うん、今できることをしっかりやってきたいと思います。まさかこっちで毎日料理するとは思わなかったけど、おかげで和食のレパートリーもふえるかも!!
ふーちゃんもそんな時期があったんだね。そうだよね、時間は巻き戻せないけど一生残る素敵な思い出だもんね!早くあいたいね^^!
ありがとう!!!ホントに今、一日がとっても早くて"テレビ見ながら一息"なんて暇はとてもじゃないけど取れないけれど、それでもこうして自分の役割があることは嬉しいことだね。うん、今できることをしっかりやってきたいと思います。まさかこっちで毎日料理するとは思わなかったけど、おかげで和食のレパートリーもふえるかも!!
ふーちゃんもそんな時期があったんだね。そうだよね、時間は巻き戻せないけど一生残る素敵な思い出だもんね!早くあいたいね^^!