主人の大きさに惚れ直した夜 |
カレンダー
メモ帳
カテゴリ
全体 日々のことーイタリア 日々のことー日本 料理ーイタリア 料理ー和食 料理ー保存食 妊娠中のこと 家族 自分のこと 彼とのこと 結婚手続き 結婚パーティ 過去の日記 息子のこと ハンドメイド 出産 日々のことードイツ ハンブルグ 以前の記事
2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 お気に入りブログ
フィレンツェ田舎生活便り2 marimo cafe 北イタリア自然派生活 ** mana's K... カッラーラ日記 大理石の... momoとnico イタ... 日本、フィレンツェ生活日記 トスカーナの日々と旅と 7つの塔が見える窓から ... 3姉妹成長記録&手作りの... イトティン日記 -fro... グルグルつばめ食堂 ボローニャとシチリアのあいだで MAYA'S CAFÉ ... おいしいは嬉しい Il cielo e' ... クロネコBB&グルテンフ... 旧・りんごの時間。 ボローニャとシチリアのあ... 小さな幸せ* ととやふくろう スウェーデン保育士養成・... 最新のコメント
最新のトラックバック
検索
最新の記事
外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2015年 11月 18日
ちょっと書きたいことは溜まっているのですが・・・
追いつかず。 どうでもいいことなので時間のある人&興味のある人だけみてくださいね。 あれから、息子のウイルスがパパ、そして私へと移り(私は微熱と吐き気のみだったのでそれほどひどくはなかったけど主人が大変だった!)、週末の特に土曜日はみんなでダウンでした。 しっかりと休養をとったおかげか、なんとかみんな薬に頼ることなく回復!よかった。 ただ息子はまだ便がゆるいので自宅で様子見な状態です。そのほかはすっかり元気なので早く保育園へ送りたいところなのが本音なのだけど。 明日か、明後日には復帰できそうかな。 ここ数日で、息子の部屋を作りました。 どうなるかわからないけど、赤ちゃんが生まれたときに寝室が二つあったほうが何かと便利だと思うし、それまでに息子が自分の部屋に馴染んでくれたらいいな、という期待もあって。もちろん、夜中か朝方に目を覚まして「マンマー」と呼ばれるのは承知の上です。結局朝はみんなで一緒にベッドなんだけどね。 このこともちゃんと書いておきたいのだけど・・・。 で、そんなこともあり今日の寝かしつけには2時間近くかかり。。私ももうくたくた。 私のほうが眠くて眠くて(といってもまだ8時前だったのだけど)、勘弁してよ〜な状態が続き・・・。絵本を見て、落ち着くかと思いきや環境の変わった部屋が嬉しいのか妙にヒートアップしてジャンプしたりおもちゃで遊んだり、をエンドレスで繰り返す息子。 私はトイレに行きたかったけど、タイミングが取れず。 さくっと行けばいいのだけど、 追いかけてきて、そのまま思い出してパパ〜と仕事部屋へ走って行く→部屋へ連れ戻すと号泣→機嫌が悪くなり寝かしつけるのにさらに一苦労・・・ というのがわかっていたのでそういうわけには行かず・・・。 やらないといけないこともあったので私はそのまま寝ることができずに、ようやく寝たときにはおしっこは漏れそうだし(笑)くったくただし。 タイミングよく?悪く?「寝た?お疲れねー」ってひょっこり顔を出した主人に、理不尽に当たってしまいました。 「こっちはやりたくてもできないことがいっぱいなんだよ、お皿くらい洗っててよ?」 なんて言葉にも怒ることなく無言で洗ってくれる主人。その姿を見ていて反省するも、黙っているのがかえってむしゃくしゃして思ってもないことを言い続ける。 こうして文字にすると、私ってひどい妻ね。 さすがに主人も一瞬ムッとして(そりゃそうだわ。)かっと反論?してきたけど、完全に私の言ってることは理不尽だしただ当たっているというのがわかったのか、そっと立ち去る。 私は一人になって、あーやっちゃったーと思いながらも、すべきことがあったのでそんなん考える間も、謝りに行くこともなくとりあえず切り替えて集中。(都合いいやつ。) しばらくして 「yuko〜、シャワー浴びるから、背中流しにおいでー」 なんていってくる。 今やだな、と思ったけどどうせシャワーしないといけなかったし行くと、なんと湯船をはって大切に日本から持ち帰ってきた温泉のもと(入浴剤)を探し出しそれを入れて、さらにはいつの間に買ってきたのかビールまで。 リラックスタイムを準備してくれていたのでした。 「妊娠中でホルモンちゃんのせいだよ。すぐなくなるって。ほら、リラックスが必要なんだよ」 って。 涙が出るほど嬉しかったです。ありがとう。 ありがたくビールも少し頂いて、久しぶりに二人でゆーっくりと湯船に浸かって幸せでした。熱いって言って彼はさっさと出て行ったけど。(そこんとこは、ガイジンさん) 「yukoが落ち着いて幸せでいることがみんなにとって一番大切だし一番必要」 が口癖の彼。そう、マンマのピリピリはすぐにみんなに伝わっちゃうものね。わかってるんだよ、頭ではさ・・・。 なんだか主人の大きさに救われて、改めてこの人と結婚してよかったなと思えたのでした。 この気持ちを忘れずにいつも主人に優しく大らかに・・・といたいところだけど、残念ながら?よくも悪くも明日は明日の風がふく。 でも、気持ちに余裕を持って日々を過ごしていきたいです。
▲
by cipolline
| 2015-11-18 08:10
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(4)
2013年 12月 23日
![]() 明日はクリスマスイブ、そして2013年も残すところあと一週間! 私も無事に臨月に入って、毎日少しずつ家の大掃除を兼ねて片づけと息子を迎える用意をしている毎日です。 昨日は小さい小さい子供服の洋服をたたみながら、主人とのこれまでを思いだしてなんだか感慨深いものがありました。 主人とのこれまでのこと、興味がない方はどうぞスルーしてくださいね。 彼と出会ったとき私は大学生で、主人とは年齢も立場も違って付き合うなんてとんでもない!というような、そんな憧れの人でした(笑)。 おつきあいが始まるまでも長く、信じていいのかな、信じたいな、という関係になってきたころ彼はイタリアへ帰国することを決意し、「別れた方がいいと思う、というか別れよう」と切り出されました。 当時の私は大学3年生で就職活動真っ最中!これから社会人として新しい人生を迎えようとする立場でした。 初めてまともにおつきあいをした男性は、あまりに私の理想とは違っていて、付き合うというのがどんなものか他人の話を聞いてでしか分かってなかった私は、ただただ彼のことが大好きで、 「どんなに離れていても、強い想いでつながっていればそれを糧に頑張れる」 と思っていました。そんな想いは現実派の彼にくしゃっとつぶされ、私の友人の多くは 「都合よすぎるよ、悪いこといわないけどいい人きっと現れるからさ!」 という意見。あまりにも私が彼に振り回されていたからだろうな・・・。私自身も調子いいよな、あまりに非現実的だよね、と思っていたからもうわけが分からなくなってきて・・・。 そんな、付き合っているのか別れたのかはっきりしないまま遠距離が始まったのでした。 もやもやの気持ちをどうにかしたくて、夏休みにチケットをとって会いに行った私。遠距離になってから半年以上のことでした。ホームステイ受け入れのような対応(ベッドルームは別)でもいいと覚悟を決めていきました。 でもチケットを取ったといったときの彼の反応、そして「本当に来てくれたんだね、本当に変わらずいてくれたんだね」と言ってくれたときの彼の態度で一気に安心してこれまでの不安な想いやイライラは急にどこかへ飛んで行ったんです。 結局3年ほど遠距離恋愛を経てイタリアへ行こう、と決意したわけですがそのときもプロポーズとか婚約とかはっきりとした約束があったわけではありませんでした。 独身生活が長かった主人、仕事にしても型や年齢にとらわれることなく自分に正直に好きなことを追い求めて生きてきた根っからの自由人。 結婚、子供なんて全く望んでいませんでした。 「yukoが結婚や子供がほしいと思うなら自分といたらダメだよ、自分はそれを望んでいないから」 「(上のことは)何度もいったよね?」 スカイプ上でこんな会話は何度も何度も行われ、平凡でほのぼのとした家庭を築くことをずっと強く夢みていた私はその度に泣いて、落ち込んで、別れを考え、でも切り出したら「やっぱりね、前から分かってたことなんだよ」ってあっさり認められそうで言えなくて。 そんな繰り返しが何度あったことだろう。 だから、仕事を辞めて別れか結婚の二択だけの選択肢だけをもってイタリアへ行ったときは、本当に勇気がいりました。もちろん家族は大反対だったし。。 別れると決まったら、大学時代過ごした東京ではなくて地元の鹿児島で公務員試験を受けて親のそばで暮らすんだ、って決めていました。 そして今がある。 彼が結婚しようと言い大嫌いな飛行機に乗って鹿児島まで来てくれたこと、 結婚した日に初めて(そしてそれっきりないけれど)「I love you」と言ってくれたこと、 「来年は二人のもとに赤ちゃんが来てくれたらいいね」と言ってくれたこと、 そのどれもが私にとっては嬉しくてかけがいのない宝物の瞬間です。 この人を選んでよかった。 主人との生活を歩めてよかった。 そしてあと1ヶ月後には二人の間に新しい家族がいるなんて。 私はすっかり忘れていたのだけれど、この前主人と共通の年上のお友達に 「遠距離中にさ、"パオロにはいつか父親になってもらいたいんです。いろんな経験をしているからこそ、いい父親になると思うんだけどな。そのとき母親が私だったらいいんですけどね。笑"なんて言っていたよね、と言われました。 そうそう、そうだった。 いい父親といい母親になれるかは分からないけど、少なくともこの子が生まれてくる環境がとっても幸せでいっぱいだということは自信を持って言えると思います。 もちろん不安だってうまくいかないことだってたくさんあるけど、まずは私たちが自分たちの生活を幸せだと思えること、感謝すること、そして心地の良い環境を作っていくこと、それを追い求めて生きていれば本当に大切なものは見失わずにいられるんじゃないかな、と思います。 そんな後姿を見て育ってくれたらいいな。 つまらない内容になってしまいましたが、もっと主人にありがとうを伝えなくっちゃ、と思いました。 ▲
by cipolline
| 2013-12-23 19:21
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(4)
2012年 08月 16日
フリーランスで、アーティストである夫は、仕事をする時間が定時ではない。
土日は家にいて、朝食と夕食は家で食べるけど平日の日中は父親は家に居ないもの、という家庭に育った私にとって、彼の仕事のスタイルは頭では分かっていても受け入れ難いことは多々ある。 朝になっても起きず、夜中に夜食をお供にパソコンに向かっている夫を心から応援できない気持ちになるときだってある、正直。 将来に対して不安になることだって、ある。 公務員と結婚したら安心だよ、っていう親や祖父母の言葉を素直に聞いていたらこんな思いはないんだろうなっていうことは、たくさんあるんだよ。 そのことでいらいらしたことだって、一方的に不満をぶちまけたことだって、何度もある。 その度に、妻として、パートナーとして最悪だって思う。 でもね、本当は、本当は誰よりも彼のことを信じてるし、応援してる。 私が心配してるようなことは、本当はないということも、分かってるんだよ。 今朝、イタリア語の勉強をしてたら寝室から私を呼ぶ声がするからあわてて行ったら、 「変な夢をみた、あーー夢で良かった。」 って、ぎゅっとハグしてくれた。 世間からしたら立派なおっさんだけど、なんてかわいいんだろうって思ってしまった。 私はまだまだ未熟だけど、いつか彼のことを全て、受け入れるだけの器量の人間になりたいと思った。こんなこといったら、笑ってすまされそうだから言わないけど、待っててね。 なんかどうでもいいブログだけど、若いね〜(ー.ー;)って読み流してくれたら嬉しいです。 ▲
by cipolline
| 2012-08-16 04:05
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(0)
2012年 08月 08日
8月に入って一週目の日曜日、夫と世界遺産にも登録されているチンクエテッレへデートに行ってきました^_^
ことの始まりは、ひょんなことから。 来月に遊びにきてくれる2人の友人を連れて行くような、どこかいい場所ないかなーって考えてて、候補に挙がったのがこのチンクエテッレ。うちから港町のLa Spezia(ラ・スペツィア)までは1時間弱で行けるし、日帰り旅行にはちょうどいい♪ もちろん、ローマやヴェネツィアなどの定番の観光地もあるけど、私自身あまり興味をそそられない・・・もちろん行ってみたいし、行ったら絶対感動するとは思うんだけど・・・。 なんていうか、ツアーに組み込まれたみんなが行くようなお決まりの観光地っていうよりも地元の空気が感じられてよりリラックスできる場所の方が(少なくても今の)私は好きなんだなあ。 「あれを絶対みないと!あそこで食べなきゃ!」っていうより、「きれいなものあるかなー、あ、ここ美味しそ〜」のマイペースぶらぶらが断然好き。 そして今度来る友人達も、アメリカに一年留学したり、一人でフランス旅行いったりするようなタイプの人たちだから、 「観光もいいけど、近場で穴場な場所つれてってねー」 っていう感じでよかった♪ もちろんチンクエテッレは世界的に有名な観光地なんだけど、日本人というよりイギリス人やフランス人などヨーロッパが多かったです。 あ、話がそれちゃったけど、それでチンクエテッレは船からがお勧めだよってこちらに在住のお友達に教えてもらっていたので、ネットで船の情報を探してみたんだけど港も数種類あるし、駅からの行き方とかがよく分からない! も〜! って思ってたらそこにイベントのお知らせが。数日後に控えた8/5(日)は、Festa di mare(海のお祭り)で、花火も打ち上げられますよ〜☆船から楽しめますよ〜☆ って内容でした。 一気にテンションが上がり、夫に話を持ちかけてみると(チンクエテッレの下見があくまでメイン。花火大会はおまけね〜^^;)、意外とすんなりOKをいただき、ふたりとも日曜日は仕事しなくていいように頑張って仕事を一段落させ・・・ いざ当日。当日になって 「人が多いから他の日にしない?」 とかいう夫。もおーーー! だだをこねて(笑)、結局一緒に行ってきました! お昼過ぎの早い時間に行って、まずはチンクエテッレを下見することに^^ 港の場所とか、料金とか不安だったところを解消しながらみてきたよーっ!!! 港ではカヌーの大会をやっててサポーターや観光客で大賑わい!どんちゃんお祭りモードでした。 ![]() こんな可愛いツーショットも^^ ![]() チンクエテッレとは、海岸沿いに並ぶ5つの町のこと。そのうちのひとつのマナローナという町。かわいいよね〜!ここからは"愛の小道"と呼ばれる散歩道があります。 ![]() ![]() 今回は船でスルーだったけど、もし友達が希望したらお散歩するのもいいかもーっ♪ ポルトベーネレという港から5つ目の町で降りて、そこでフリットミストをつまみにビールと白ワインを飲んで、電車でびゅーんとラスペッツィアへ帰ってきました。 ちなみに、個人的にポルトベーネレはとっても好き。チンクエテッレではないんだけどね。 ラスペッツィアの駅から始めに船にのった港まで歩いていくと、そこは屋台が並んで日本の地元の夏祭りみたいな雰囲気。でももう疲れてたし、夫にも悪いし帰ってもいいかなってちょっと思ったんだけど、聞いてみたら納涼船はあと10分ほどで出発するとのこと。ここまできたんだもん、花火までみようじゃないか、ということになり、本日2回目の乗船〜♪ ![]() 船からみる花火はそりゃあもう迫力満点で、最高でした!!!!もちろん日本でも花火大会はいったことがあったし、納涼船にものったことはあるけど、 なんかここがイタリアで、大好きな人と一緒に花火をみるというのはやっぱり格別^^ ![]() あーーーーー楽しかった!遊び尽くしたぁ〜♪ ラスペッツィアまでは車で行っていたんだけど、帰りの高速も混んでなくてラッキーでした。 ありがとうね。 もし、何年後かに子供とかできたら、夏はこうして海で1週間くらい過ごそうね、とか話してて、なんか今は今でとっても楽しいけどそれもまたとっても楽しみで。 まあ、でもまずは今を大切に、楽しんでいこう^^ 大変タイヘンって言うのは簡単だけど、遠い未来だと思っていたのが気付いたら"今"になっていて、この瞬間だって気付くと過去になっているわけで・・・。だから、今を楽しめないのに未来を楽しめるわけないっていうのが私の考え。楽しいコトだけじゃなくて、シリアスなこともね。今頑張れないのに将来急に頑張れるようにはならないよ。 なんていい聞かせながら、楽しく前向きに頑張っていこうと思う今日この頃なのでした♪ ▲
by cipolline
| 2012-08-08 06:45
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(2)
2012年 05月 10日
******
重たい文章になるかも。 長いブログになるかも。 とりとめない文章になるかも。でも今記録しておきたいから。 ****** 今日ね、宣言したんだ、彼に。 "Io parlo solo l'Italiano e l'inglese, e voglio tu che palra solo l'italiano." "私、イタリア語と英語しか話さないから。パオロにはイタリア語だけを話してほしい。(・・・たとえ私がイタリア語で答えられなくても)" って。 つまり・・・日本語で会話するのは止めようと。 私ね、英語がネイティブのように話したくて仕方なかった。ガイコクジンはどんなに頑張ってもネイティブにはなれないんだよ、って言われたときにすごく絶望的で、泣いたのを覚えてる。 「アメリカに数十年住んでいるけど英語はあまり話せません」 っていう人が信じられなくて仕方なかった。 私はこんなに留学したくてもできないのに、嫌々ながら(旦那さんの仕事の都合とかで)住んでいるって言う人がうらやましいを通り越して悔しかった。 なのに、今の私はイタリアにいながら彼と日本語で会話してるんだ。 そして彼が家にいて比較的自由に仕事をできるのをいいことに、できるだけ自分一人で外出することを拒んでいるんだ。 都合よすぎ。 イタリア語を話せるようになりたいと言いながら、その世界に飛び込むことが怖くて、結局自分を守ってるわけ。 パオロと彼の兄は、日本人とイタリア人の間に生まれて、英語の家庭で育った。 学生時代を過ごした場所がイタリアだったから、家庭以外の場所でイタリア語を身につけた。 日本語は、母親に教わったのではなく、日本で暮らしていく中で覚えた。 そんな彼を尊敬する。 そして、彼の両親を。 やっぱり母国語じゃないと本心が言えないというのは違うのではないだろうか。 私ね、恥ずかしかったんだ。彼の前で英語をやイタリア語を話すのが。特に英語を。 中学校の頃から習ってきて、しかも友達の間では"英語できる人"って言われてきたけど、自身なんて全くなくてそれでも英語はすきで。 だから日本語が話せない外国人と英語で話すのは好きだけど、英語と日本語が分かる外国人と英語で話すのは恥をさらしているようで、知ったかぶりをしているようで恥ずかしくて仕方なかった。 でもね、そんなこと言ってられない。 彼にいい顔して自分の成長を止めるのか、 恥ずかしいという殻を破って、一歩踏み出すのか。 どっちがいいかなんて分かりきったこと。 パオロは言ってくれた。 「失敗しないと前には進めないし、成功はあり得ない。失敗したらお祝いしよう^^ 乾杯したかったら失敗しなさい」 って。 今日は、仕事の関係でぴりぴりしていた私。逆切れ一つせず、私のために必死になっている彼をみたら、 「私のせいで、彼の仕事の時間を奪ってる」 って今度は自分にイライラ。 そんなとき、自分はなんて小さいんだって思う。 いつまでも甘えているわけにはいかない。イタリア語は話せない、って、イタリア語で声にだしていってみたらなんかすっきりした。 そしてこんなん練習してどうすんだよって思って他の表現を覚えた。 学校に行きたい、なぜなら学校に行けばイタリア語が話せるようになるから。 それは、今の私にとって言い訳にしかすぎない。やることをやって、自分でできるところまでやって、学校に行くのもいいんじゃないかと思う。パオロとイタリア語を話す。一人でパン屋さんやマーケット(朝市)で買い物をする、日常会話をする・・・。 外国に住んでいる醍醐味はこういうことがタダで日常的にできるというところにあるのではないんだろうか。 自分のことを棚に上げるのは、無駄なプライドなんていうものは、もう止めよう。 彼と結婚して何も変わってないと思っていた。 でもね、結婚したことで「パオロ」という目標が私の中でなくなった。 もちろん、パオロにとって常に魅力的な女性でありたい、飽きられないようにしたい という気持ちはあるよ。でも、彼が目標というのではなくなった。 そこに虚無感を感じることがないのは、イタリアにいるという環境のおかげなのかもしれないし、彼のおかげかもしれない。 むしろ、結婚したことで、可能性がすごく広がった。 夢や希望が一気に増えた。 これってとても素敵な事だと思うんだ。私を選んでくれた彼に、ありがとうを伝えたい。 ▲
by cipolline
| 2012-05-10 06:47
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(0)
2012年 04月 09日
Buon pasqua^^
![]() 突然だけど・・・今月19日にパオロと結婚することになりました^^* わ〜まだあんまり実感ないけどね。 披露宴などは特にせず、日本でいう婚姻届の提出みたいな、役所の手続きになります。 でも、日本は24時間提出が可能だけど、ここでは結婚の希望をだして最低でも10日とか2週間とかの日にちをおかないといけないんだ。そして結婚の日時を事前に決めておくの。 そして、当日は立ち会いのもと、サインをして法律的に見事婚姻が成立するみたいです^^ 新郎新婦の両方の証人の立ち会いが必要なんだよ。 私はイタリア語が分からないので、イタリア語が完璧に分かる日本人が必要ということだから、彼のママにお願いすることに。 そのまま披露宴パーティをする人はドレスアップをしたりするみたいだけど、私たちは特にしないつもりだよ。この後私がイタリアにすむための手続きやらまーだまだ必要なことがたくさんあるということを考えると、できるだけ早く婚姻しようという結論に。 日本から送った着物を来てドレスアップして、指輪の交換をするのは、私の両親が来る夏にしてくれるんだって^^ だからそこが気持ちの上では本当の結婚記念日になるかも。 今日ね、ふと思い出したんだ。 パオロと二人で出かけるようになったころのこと。 あっちから誘ってくれても、二人の間は沈黙が多く、 私は「この人素敵だなー。もっと知りたいなー」 って思いながらも何を話していいか分からず結局どうでもいい広がりのない話をしてみたり。 職場ではめっちゃ楽しそうに笑ってるくせに一緒にいる時は楽しいのか楽しくないのか分かんないし。 よく、カップルは「一緒にいると落ち着く」っていうけど、正直とても落ちつくなんて言えなかったよね;;笑 だけど相変わらず誘い続けてくれて、やっと正式に付き合えたと思ったら遠距離でしょう。 だけど、 今あの頃を懐かしむことができるほどに私達はひとときも離れず一緒にいれるんだね。 彼が全てで、彼に賛成してもらうことが大切だった私。 離れている間不安になって、もっと本気になってほしくて追いつめてしまった私。 寂しさゆえに裏切ってしまった私。 そして彼の揺るぎない愛を知った今は、私が本当にやりたいことを好きなようにやってる。嫌な事は嫌といい、嬉しいときは嬉しいと言うことができる、正直な私。 ありがとうね。 分かってる、これからが大変。でも大丈夫だよ、だってこんなにユーモアと笑顔の絶えない両親の元に育った彼だから。高いプレゼントや高級ディナーなんてめったにない。でもこれ以上幸せになれるかなって思えるってそうそうないんじゃないかな。 結婚後はwiiを買ってくれるらしい^^ これで日頃の運動不足も解消できるかな〜☆ 小さい頃の彼と彼のお兄ちゃん。めっちゃ日本人だよね〜笑 ![]() ▲
by cipolline
| 2012-04-09 06:19
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(0)
2012年 03月 24日
最近思うこと。
分かっちゃいたが、というか分かったふりをしていたが、人生そんなにあまくない!笑 日々の中で、思うようにいかないことや答えの見えないこと、いわゆる"現実"を目の当たりにすることが増えてきて、 私ホントに大丈夫かな・・・ って思うことがある。自分ひとりで解決できることというよりは、彼とこの先一緒に生きていくって考えたら出てくる不安たち。 親の老後とか、自分の老後とか(はやっ;;)、妊娠したらとか子育てのこととか、病気になったらとか、お金のこととか、ここで人間関係築いていけるのかな、とかなんかいろいろ。 考えてたら自分に対してだけじゃなくて、彼に対してももやもやとか出てくるし。 だけど、そのたんびに思いっきり泣きながら気持ちを全部はきだして、ふたりで解決策を考える。 そして、最近すごく感じること。 きっと、私の人生において、パオロじゃなきゃ無理!死ぬ!!この人しかいない!!ってことはないと思うんだ。 冷めてるとか、調子のってるとかじゃなくて。 多分、パオロじゃなくて、他の人と一緒でも私幸せになれると思う。でも、そのときに幸せの形は今私が手にしているものでもなければ、今の私が目指しているものでもない。 描いたゴールに向かっていくことが、そしてそのゴールを現実にすることが幸せなんだって思ってた。 だから、描いてたイメージと離れそうになったら、この人はやっぱり違うのかな、とかそんな風に思てった。 けど、今私はパオロと一緒だから感じられる幸せがあって、思い描く夢がある。 なんか、「この道を選んだのは私だからもう前に進むしかない」 って思ったら、すごく窮屈な思いがすることがあるけど、 「この道じゃなくてもいいけど、なんだかんだでこれがいいかも」 くらいに思ったらすごく前向きにもっともっと頑張ってみようって思える。 将来のことを考えるのも大事だけど、先のことばっか考えてたらその「先」って一体いつになったらくるのか分からなくなりそう。 嫌でも夜は来るし、明日は来るし、「先」はやってくるんだから、とりあえずこの瞬間瞬間を楽しんでみよう。 何をしてるかと思ったら、こそこそこんな写真を作って、私のメールに送ってきた。笑 ![]() 常に私のことを想ってくれる人がいつも隣にいてくれるって、これ以上の幸せはないかも。 ▲
by cipolline
| 2012-03-24 00:02
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(0)
2012年 03月 01日
今日、彼がまじまじと何だか寂しそうにみてきたので、「どうしたの?」と聞くと、
「いや、ちょっと哀しいことを考えた」 なんて言うから、何事かと思って聞いてみたら、 ゆーこが歳をとっておばあちゃんになったときに、私は面倒を目てあげることができないんだね、 なんていうもんだから、思わず涙がぽろぽろとこぼれてしまいました。 らしくないっていうのと、現実なのかなっていうのできゅーんと切なくなってしまった。 まあ、その後彼はやっぱり彼らしく、「ま、私が100歳以上生きればいっか」とか、「私たちの息子に自分がちゃんと教育するから」とか言ってたけど。笑 歳の差というのは現実的にこんな問題があるんだ。分かっていても、分かりたくないって思う。 でもさあ・・・不可能だと思ってたのをどんどん可能にしてきた私たちだよ。この先だって何が起こるか分からないよね。 もちろん、考えないといけない問題から目を逸らして逃げるのはダメだと思うし、リアルな話保険や年金とかはちゃんと考えなきゃダメ。 でもまだ起こってないことをグジグジ考えてたって・・・ねえ! パオロのおかげでずいぶんポジティブな考え方になってきました! その言葉を聞いた時はすっごく切なくて哀しかったけど、そんな風に将来まで大切に考えてくれてるんだって彼の気持ちを知れたからプラスとしましょう^^ 今日から3月!しっかり家計簿を付けていこうと思います!レシートなんて、"ぐちゃぐちゃポイッ"だった彼も協力してくれるっていうからびっくりです。笑 じゃ、今からランチーっ。 ▲
by cipolline
| 2012-03-01 20:48
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(0)
2012年 02月 15日
仕事をしてる彼の後ろ姿を見て、ふと思ったことがあって・・・。
絢香の「why」っていう曲の中に、こんな歌詞がある。 自由な人は不器用で 自由な人は不安で この曲、昔からなんか好きでよくカラオケでも歌ってた。 でも、このフレーズの意味、あんまりよく理解できなかった。 そんな深く考えてたわけじゃないんだけど、なんかひっかかってたんだよね。 矛盾しているような気がして。 でも、彼を見てて、なんとなく分かるような気がする。 自由に、気ままに見えても、なんていうか、与えられたフレームが無いということは(一つの例で言うと、会社に所属するとかそういう意味で)、つまり自分でフレームとかルールとかも決めなくちゃいけない。 それをきちんと考えてる人と、ただやりたいように、後先考えずにやる人というのは、はたからみると同じくくりかもしれない。 だけど 全然違うのだと、思う。 たまにはっとするほど彼の姿が孤独に見えることがある。 その孤独に見える感じを私と一緒にいることで全部補おうとは思わないし、そんなことができるとも、そしてそれを彼が望んでいるとも思わない。 一緒になることは、ある意味では一つになることだけど、 一色にそまってしまうのではなく、まだらな色も時にあるべきなんじゃないのかな。 多人種の人々が、同じひとつの国民として成り立つアメリカのことを表した表現に、 “人種のるつぼ=Melting Pod”という物があるが、そうではなく“人種のサラダボウル=Salada Bowl”とか“モザイク=Mosaic”であるという考え方に変わってきているのだと言う。 家庭は、最小単位の文化であるともいうけれど、私たちはどんな文化を作っていくのだろう・・・。 ▲
by cipolline
| 2012-02-15 13:01
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(0)
2012年 02月 11日
ジャンキーフード万々歳だった彼の最近の朝食は数種類のフルーツたっぷりのヨーグルトになり、 大根おろしや刺身のけんを器用にのかして食べてる彼が、大根サラダを、「これ何?美味しいねー」とむしゃむしゃ食べるようになった。 色んな事があって、驚くほどの変化があり、そして今があるんだな。 だけど、ただただ大好きで、憧れてて、彼が全て正しいんだって思ってた昔の私と、今の私は違う。今は、私もっと人生いろんなことチャレンジしたいって思ってる。ていうか、彼と一緒にいる中でそういう風に思うようになってきた。 大好きなことを仕事にして、贅沢ではないけど、とても満足し充実してると胸はって言える彼。 彼と一緒にいるためにたくさんのこと我慢してた時期は終わりっ! 辛かった遠距離も終わりっ!! 私も自分らしくいられること、自分が好きなことやりたいと思ってたら・・・だんだん見えてきた。 イタリアでもできるWebライターのお仕事、そして ちょっとした事がきっかけで、今や寝る間も移動時間も惜しいと思えるほど没頭できるものとの出会い、お裁縫。 私にとって遠距離は決して簡単ではなかった。辛くて辛くて毎日泣いた日もあれば、簡単に心が翻りそうになったりもした。 けど、遠距離という関係は、私に一人で冷静に考える機会をこれでもかっていうほど与えてくれた。「本当にこれでいいのか」って質問を何百回と問いただし、その答えが今、形になろうとしてるんだね。 この前、おじいちゃんが私に言ってくれた。 それは、「寂しくなる」でも、「本当にそれでいいのか?」でもなく、 「自分で決断した事だ。きばって(頑張って)きなさい。きばりきれなくなったら鹿児島に家族がいるんだから」 何よりも誰に言われたことばよりも今の私にはすとんと、それでいてずっしりと心に入ってきた。 ▲
by cipolline
| 2012-02-11 10:49
| 彼とのこと
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||